NVD データフィード2.0の公開、それに伴う1系の廃止について

はじめに
Nintendo Switch2が落選続きで、マジでやる気がでない岩間です。
余分に当選した方はDMください
NVD データフィード2.0が公開
タイトルの通り、NIST NVDのデータフィードの2.0が5月21日に公開されました。
また、それに伴って1系の一部のデータフィードの廃止が2025年8月20日に決まりました。現在以下のデータフィードを利用している方は、早急に2.0への移行を進めたほうがよいでしょう。
念のため補足すると、NVDの脆弱性情報は、データフィードとAPIの2つの提供方法があります。今回の話は、データフィードに関するものであり、APIは関係ありません。
データフィード2.0の変更内容
Vulnerability, CPE, CPE-Matchのデータフィードの形式が、API 2.0のJSON Schemaと同じになりました。
以下の画面は、1系(左側)と2系(右側)の脆弱性データフィードを比較したものです。Schema をみれば一目瞭然ですが、実際のデータを見てもかなり変わっていることが分かります。

API 2.0の JSON Schemaと同じになったことで、APIとデータフィードの取り込みを共通化することができます。
最新データを取るだけであれば、APIでも問題ありませんが、データベース構築のように一度に大量のデータを処理する必要がある場合は、データフィードを活用したほうが効率的な場合もあります。
APIとデータフィードの両方に対応するのは大変だったので、共通化は非常に有難いですね!
また、データフィードを見ていて気が付いたのですが、マルチバイト文字も正しく表示されるようです。
1系ではUTF-8で開くと文字化けしていましたが、2系だと問題なく表示されています。(スペイン語は文字化けしてますがw)

他にも、1系はCISA KEV情報が含まれていなかったり、CVSSv4.0が登録されている脆弱性ではImpactの中身が空欄だったりと、今の2系と比べると1系のデータは色々と不足していることが分かります。
まだ利用されている方は、早めに切り替えましょう!
ついでに、切り替える際には、2系から追加されたフィールドの確認もするといいかもしれないですね!